お墓が近い家とは、一般的に好まれない傾向にありこれから家を買おうと思う人からすれば、できれば避けたいと考えるのも仕方がありません。
それでも売却できないわけではなく、お墓が近いことによるメリットもあります。
今回は、お墓が近い家の不動産のメリット・デメリットと売却時の価格への影響や注意点についてご紹介ご紹介します。
お墓が近い家の不動産売却！売却価格への影響は？
一般的にお墓は嫌悪施設に当てはまるので、お墓に近い家を売るときは告知義務が必要です。
お墓の存在を隠して売った場合には、後々に買主から損害賠償請求される可能性もあるので告知義務を守りましょう。
お墓が近いと購入の選択肢から外れてしまう傾向にあり、需要が少ない物件です。
そのため、買い手が見つかりにくく売却価格を低くして様子をみることもあります。
しかし、人気のあるエリアで立地が良い物件であれば、価格を低くしなくても売れる可能性が高くなります。
お墓が近い家の不動産売却！お墓が近い家のメリット
お墓が近いからといって、不動産売却ができないわけではありません。
お墓を壊して新しい建物が建つ可能性は少ないので、長く閑静な住宅環境を維持できるメリットがあります。
また、お墓は地盤がしっかりした土地に建てられることが多いので、お墓が近い家も地盤が硬い場合が多いです。
しかし、お盆の時期はたくさんの方がお墓参りをするので、物音や人の声、路上駐車などに悩まされるデメリットもあります。
あまりにお墓が近いと、線香のにおいが洗濯物につく可能性もあるでしょう。
お墓にはお供え物があるので、それらを狙った野良猫やカラスが周辺に居つき、糞尿被害のデメリットもあります。
お墓が近い家の不動産売却の注意点
お墓に近い家の不動産売却では、重要事項説明の際にお墓が近くにあることを伝える告知義務を忘れてはいけません。
告知義務を怠れば、後々になってトラブルが起きる可能性があるので注意しましょう。
また、お墓が近いという理由で値下げ交渉をされることがあるので、事前に値下げ交渉があると想定した売り出し価格を決めます。
そうすることで、購入希望者が値下げ交渉をしてもある程度の値下げまで対応ができます。
告知義務と価格設定の注意点は、忘れないようにしましょう。
まとめ
お墓に近い家は買い手が見つかりにくいので、相場より売却価格が低くなる傾向にあります。
しかし、閑静な住宅環境を維持できるメリットもあるので、売却時には魅力もアピールすることをおすすめします。
注意点も参考にして、適正な価格で売れるように売却活動をスタートさせてください。
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