実家を相続したけれど、すでに持ち家があるので空き家になってしまっている状況は決して珍しくありません。
核家族化が進むにつれて、空き家問題も深刻化し、最近では社会問題にまで発展しています。
これから相続をする予定のある方は、不動産をどうするかを考えておきましょう。
こちらでは売却するメリット・デメリットと一緒に売却のポイントについてもご紹介します。
相続した不動産を売却するメリットについて
不動産は持っているだけで維持費や管理費がかかります。
売るメリットは、このような維持費や管理費がかからなくなることです。
建物への固定資産税や、家のメンテナンスや庭のお手入れなど維持管理費は思っている以上にかかるものです。
この費用が手放すことで一切かからなくなります。
現金化することで、相続人が複数いた場合にも平等に分配できます。
平等に分割することで、相続トラブルの回避にもなるでしょう。
また空き家に関連した近隣とのトラブル防止にもなります。
実家が遠い方は、なかなかこまめなメンテナンスができません。
放置してしまったことで、荒れてしまい近隣に迷惑をかけるケースは少なくありません。
場合によっては損害賠償請求をされることもあるので、早めの対策が必要です。
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相続した不動産を売却するデメリットについて
デメリットとして考えられることとして、所有権がなくなることです。
代々継承してきた土地や建物を手放してしまうことを心苦しく思う方もいるでしょう。
また譲渡所得税が課せられることもあります。
一方、立地などによっては、収益を得られる可能性もあります。
更地にして駐車場として活用したり借家として家賃収入を得たりすることが可能な物件は、売ってしまうと収益が得られなくなります。
維持費と収益のバランスを考えて、売却するかどうかは慎重に考えましょう。
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相続した不動産を売却するときのポイントについて
売却のポイントは、なるべく早く売ることです。
不動産の価格は築年数によって大きく変わり、築20年ほどで建物の価値はほとんどゼロになってしまいます。
どうしようか悩んで5年10年と過ぎてしまうようであれば、早めに売り出したほうが高く売れるでしょう。
空き家は放置しておくと劣化が進み売りにくくなってしまいます。
早く売れる売却方法を選択すれば、スムーズに現金化できるでしょう。
共有名義になっている場合には、早い段階で共有者の同意を得ておくのもポイントです。
共有名義の場合、それぞれの持分の割合に関係なく所有権を持っています。
所有者全員の同意が得られないと勝手に売却することはできません。
早めに同意を得るなどの対策をしておきましょう。
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まとめ
相続した不動産は持っているだけで維持管理費はかかります。
売却すると、費用だけでなくメンテナンスの負担もなくなります。
売るときのポイントをしっかりチェックして、少しでも高額で売れるように早めの行動を心がけましょう。
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